野球肘は保存療法以外での治し方はあるの?

野球肘になってしまったら、保全療法で治すのが一般的です。
おそらくほとんどの整骨院や整体院で投球禁止の指示が下されるはずです。

症状にもよりますが、1、2ヶ月はピッチングをしないように伝えられるのではないかと思います。

残念ながらピッチングを続けながら野球肘を治すというのは難しいでしょう。
野球肘の痛みの原因は靭帯の損傷、軟骨の損傷などから起きています。

そういった状況で再び激しく肘を動かしてしまうと、神経が擦れ合って痛みを生じることがあります。
まずは炎症を抑え、損傷が軽くなってくるのを待つしかありません。

できれば普段の生活でも肘の曲げ伸ばしは制限をかけた方が良いです。
三角巾などをして固定するのが良いですが、もし何もしたくなければ、包帯などを巻いて可動域に制限をかけましょう。

そして数週間から数ヶ月経ち、レントゲン検査を行って骨や軟骨、靭帯に損傷や炎症が見られなければ、徐々に肘の動かす範囲を広げて負荷をかけていきます。

そして野球の練習を再開する場合は、まずは10m程度の短い距離で軽く投げるところから始めます。
徐々に距離や強度を上げていき、負担のかからない投球フォームで練習を再開するのがベストです。

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